信用金庫につきましては、以前は全信連だけ貸出契約を結んでおりましたのですが、昭和四十四年以降、中央銀行の取引先にふさわしいところには貸出契約を結び、商手の枠を配置して中央銀行の信用を供与しております。現在、全信連以外に約三十七金庫、貸出取引契約のない金庫につきましては、全信連を通じまして商手の再々割引をしているというのが実情でございます。
やはり預金の期限の切りかえ、そういうときとか、新しい預金をするとか、そういうときに新しい金利が適用されますので、公内歩合引き下げ決定の日に直ちに金利コストが全部下がっておるということじゃないものですから、ただいま高橋さんからお話しのような措置はむずかしいのですが、しかし、切りかえが来ますとか、新しい預金契約になりますとか、あるいは貸出契約になりますとか、そういう際におきましては、お話しのような線でみんな
だから日本が今ここに十箇年というような長い——私はおそらく世界に例がないと思いますが、大体イギリス、西ドイツ等においても、たしか七年ではないかと思うのでありますが、いずれにしても、その十年というような長い期間の猶予を見るというような貸出契約は、私はないと思いまするし、かりにあつたといたしましても、それはそれらの国々の経済内容が日本よりもはるかにいいのであつて、そういうような資金の余裕を持つ国の政策として
従つて今のお話のように、貸出と同時に一定額を貸出契約に含めまして預金さすということは、これはよくないことである。銀行局長より通牒も出しておりますし、検査のときにおきましてもこういう非違は許さないというふうにやつて行きたいと考えております。